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推しぬいをオーダーする方法:1個・10個・100個の費用と流れ

2026/8/7


結論

推しぬいのオーダーは、作る個数で発注先が変わります。

  • 1個だけ手元に欲しい → ノベルコム、プランニングキュービック、OEM企画室

  • 10個前後をイベントや身内で配る → ANMS、OEM企画室

  • 100個以上を販売したい → ANMS、ぬいぐるみラボ、OPULA(200個から)

単価は10個で20,000円/個から、100個で5,000円/個からが目安です。デザインが固まってから手元に届くまでは2〜3ヶ月かかります。自分以外のキャラクターを立体化する場合は、権利者の許諾が前提になります。

「何個作るか」を最初に決める理由

推しぬいを作りたいと思ったとき、多くの人はまずデザインから考えます。ただ、発注の現場では個数のほうが先に効いてきます。1個と100個では、そもそも受けてくれる会社が違うからです。

作り方も変わります。1個や10個なら、刺繍を中心に手作業に近い工程で仕上げます。100個を超えると型を起こして量産する前提になり、細部の再現度やコストの考え方が変わります。個数が決まっていないと、見積もりを取っても比較できません。

推しぬいオーダーの流れは5ステップ

発注はどの会社でもおおむね同じ順番で進みます。

  1. 個数・サイズ・予算・希望納期を決める

  2. キャラクターの参考画像を用意して見積もりを依頼する

  3. デザイン画(三面図)を作ってもらい、方向性を確認する

  4. サンプルを1体作り、実物で色や形をチェックする

  5. 修正を反映して量産に入る

見落とされがちなのが3と4です。ぬいぐるみはイラストをそのまま縮小しても可愛くなりません。平面のイラストを立体に翻訳する工程が必ず入ります。ここで「どこを残してどこを削るか」を決めるのが、推しぬいの完成度を左右します。

サンプルを見てから量産できるかどうかも、事前に確認しておきたい点です。サンプル代は1体あたり数万円かかることが多いものの、量産後に「イメージと違う」となるリスクを消せます。

個数別の発注先とロットの目安

主要な会社の最小ロットを、公開情報ベースで並べました。

会社名

最小ロット

向いている使い方

ノベルコム

1個から

自分用の1体、試作

プランニングキュービック

1個から

自分用、企業キャラ

OEM企画室

1個から(10個・100個カテゴリあり)

1体〜小ロット配布

ANMS

試作10個から、量産100個から

小ロット配布〜販売

ぬいぐるみラボ

100個から

ノベルティ、販売

OPULA

200個から

中ロット販売

ユニファースト

300個から(条件次第で1,000個から)

大ロット

バンダイナムコヌイ

数百個から(公式非公開)

版元案件、大ロット

自分の分だけ1体欲しいなら、1個から受けている会社に相談するのが早道です。一方で、BOOTHやイベントで販売したい場合は、10個や100個の帯を得意とする会社のほうが単価を抑えられます。

ANMSは試作10個・量産100個からの中ロット帯を扱っています。個人クリエイターと小規模ブランドの中間にあたる発注者向けで、試作で形を確認してから量産に移る二段構えが取りやすい設計です。数千個規模の大量生産であれば、量産特化型の会社のほうが単価メリットを出しやすくなります。

最小ロットのより詳しい比較は別記事にまとめています。

費用と納期の目安

ぬいぐるみ本体の単価は、個数が増えるほど下がります。

ロット

単価の目安

合計の目安

10個

20,000円/個〜

20万円前後

50個

8,000円/個〜

40万円前後

100個

5,000円/個〜

50万円前後

1,000個

1,000円/個〜

100万円〜

※参考単価です。サイズ・生地・装飾の細かさによって変動するため、正確な金額は各社の見積もりで確認してください。ロットごとの単価は単価の記事でも整理しています。

推しぬいでよくある「小さいのにパーツが多い」デザインでも、布で作れる範囲であれば費用は変わりません。角、翼、しっぽ、リボンといった縫製で足すパーツは、ANMSでは追加料金なしで単価に含まれます。キーチェーンやボールチェーンの金具、刺繍タグも同様です。会社によって扱いが違う部分なので、見積もりを比べるときは「どこまでが単価に入っているか」を揃えて確認してください。

納期はサンプル作成に2週間〜1ヶ月、量産に30〜60日。合わせて2〜3ヶ月が標準です。誕生日配信やイベントに合わせたい場合は、その日の3ヶ月前には動き出すのが安全です。

事例:VTuber紫月れかさんの10cmマスコット

実際の進み方をイメージしやすいように、ANMSで制作した例を紹介します。IRIAMやBOOTHで活動するVTuber、紫月れかさんのマスコットです。

10cmのキーホルダー仕様。ボールチェーンを取り付けた形で仕上げています。

仕様は10cmのマスコットで、ボールチェーン付き。量産は十数個という、試作に近い小ロットです。ヒアリングの段階で、このキャラクターの核になる要素を3つに絞りました。クラゲのような透明感、チャイナ風の衣装、そして髪型です。

キャラクターイラストからデザイン画を起こし、刺繍済みサンプルで色味を確認しました。

10cmは想像以上に情報が入りません。そこで装飾は思い切って簡略化し、シルエットと髪型の再現に予算と手間を寄せました。キーカラーの赤と紫は絶対に外さない条件として固定しています。

難所はグラデーションでした。イラストでは自然に見える色の変化も、布では段差になりがちです。今回は髪の質感を重視し、グラデーションを省略することになりました。

このように、小さいサイズほど「削る決断」が品質を決めます。全部を残そうとすると、かえって元のキャラクターに見えなくなります。

デザインと権利で先に決めておくこと

立体化で必ず聞かれる3つの質問

見積もりやヒアリングの段階で、ほぼ必ず確認されるのが次の3点です。答えを用意しておくと進行が早くなります。

ひとつめは、原作への忠実さと可愛さのどちらを優先するか。頭身を下げると可愛くなりますが、原作のシルエットからは離れます。ふたつめは、絶対に変えてはいけない部分はどこか。髪型なのか、目元なのか、衣装の柄なのか。みっつめは、サイズです。10cmと20cmでは再現できる情報量がまるで違います。

参考にしたい既存商品の画像があれば、それも一緒に渡してください。言葉で「ふわっとした感じ」と伝えるより、はるかに正確に伝わります。デザインデータの準備についてはこちらの記事も参考になります。

他人のキャラクターを作る場合

推しぬいという言葉には、自分のキャラクターを作るケースと、好きな作品やタレントのキャラクターを作るケースの両方が含まれます。後者は権利の確認が欠かせません。

アニメ・ゲーム・アイドルなど、他社が権利を持つキャラクターを立体化して販売するには、権利者の許諾が必要です。手元用の1個であってもグレーな領域は残ります。OEM会社は制作前に権利関係を確認するため、許諾がないまま販売用の量産に進むことはできません。

自分でデザインしたオリジナルキャラクター、自分が演じているVTuberのキャラクター、公式から許諾を得た企画であれば、この問題は起きません。推しぬいのオーダーが個人クリエイターやVTuber本人からの依頼に多いのは、こうした背景もあります。

発注前のチェックポイント

  • 個数を決めたか(自分用か、配布か、販売か)

  • サイズを決めたか(10cm前後か、20cm以上か)

  • 予算の上限を決めたか(サンプル代と送料も含めて)

  • 必要な日から逆算して3ヶ月前に動き出せているか

  • 参考画像を正面・側面・背面の3方向ぶん用意できているか

  • 他人のキャラクターであれば、許諾の見通しがあるか

よくある質問

Q. 推しぬいは1個からオーダーできますか?

A. 1個から受けている会社があります。ノベルコム、プランニングキュービック、OEM企画室は1個からの発注に対応しています。ただし1個あたりの単価は数万円になり、10個作る場合の総額に近づくこともあります。配る予定があるなら、最初から複数個で見積もりを取ると割安です。

Q. イラストが1枚しかなくても作れますか?

A. 作れます。正面のイラスト1枚からでも、デザイン画を起こす形で進められます。ただし背面や側面はこちらで解釈することになるため、髪の後ろや衣装の裏側にこだわりがある場合は、簡単なメモや落書きでも添えてもらえると再現度が上がります。

Q. 10cmと20cmではどれくらい違いますか?

A. 再現できる情報量が大きく変わります。10cmは装飾を簡略化し、シルエットと髪型で見せる設計になります。20cmになると小物や柄も入れやすくなります。単価は大きいほうが上がるため、配布用なら10cm前後、販売の主力商品なら15〜20cmが選ばれやすい傾向です。

Q. サンプルは必ず作ったほうがいいですか?

A. 販売する予定があるなら作ることをおすすめします。サンプル代は1体あたり数万円かかりますが、色の出方や刺繍の見え方は実物でないと判断できません。量産後にやり直すコストのほうがはるかに大きくなります。

Q. グラデーションや細かい模様は再現できますか?

A. 完全な再現は難しく、置き換えが必要になります。布は色ごとに切り替えるため、なめらかな色の変化は段差になりがちです。刺繍やプリントで近い印象を作る方法があるので、デザイン画の段階で相談してください。

Q. 角や翼を付けると追加料金がかかりますか?

A. 布で作れるパーツであれば、ANMSでは追加料金はかかりません。角、翼、しっぽ、リボンなどは単価に含めて対応しています。キーチェーンの金具や刺繍タグも同じく込みです。ただしパーツが増えるほど縫製の手間は増えるため、納期には影響することがあります。

Q. イベントに間に合わせるには、いつ動けばいいですか?

A. 開催日の3ヶ月前が目安です。サンプルに2週間〜1ヶ月、量産に30〜60日かかります。修正が入る前提で、さらに2週間ほど余裕を見ておくと安心です。

Q. 販売用に作った場合、在庫リスクはどう考えればいいですか?

A. 少ない数で試してから増やす方法があります。試作にあたる10個前後で反応を見て、売れる見込みが立ってから100個の量産に移る進め方です。同じデザインデータを使えるため、二段階に分けても作り直しにはなりません。

まとめ

推しぬいのオーダーは、個数を決めるところから始まります。1個なのか、10個なのか、100個なのかで、依頼先も単価も作り方も変わります。

ANMSは試作10個・量産100個から対応しています。デザインの参考画像と希望納期があれば、無料で見積もりをお出しします。まずは希望ロット・予算・納期の3点を整理して相談してみてください。

お問い合わせはこちら(無料)

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